2007シーズンJ1リーグ第7節
浦和レッズ 1-2 川崎フロンターレ
エルゴラッソを読んで初めて気付いたのだけど、リーグ戦ではまだ川崎に負けたことがなくて、今回の敗戦が川崎にとっては浦和戦初勝利だったとは。あまり意識していなかったけど、考えてみればそうかもしれない。”我々を勝たせない何か”がある浦和戦でようやく勝利を挙げた。そりゃ、川崎サポも踊りながら帰ったわけだ。圧倒的な攻撃力にはG大阪と並んで敬意を払ってきたのだけど、今回の敗戦はかなり悔しく、よって私の中で川崎の心象が一気に悪くなった。中村憲剛なんて最悪だ。頑張るのは代表だけにして頂きたい(笑)
いつの間にか22時からに放送時間が変更になったGGRを見て改めて思ったのだが、やっぱり風上でもあった前半に得点できなかったのが痛かった。ハーフタイムに真っ先にそう思っていたら、後半に案の定という感じ。黒津に突破を許してしまった1点目は相手を誉めるとしても、2点目は「そりゃねえだろ!!」とバックアッパーで叫んでしまった。ジュニーニョにあれだけ時間を与えてしまい、なおかつクロスに対する反応が全くもって鈍かった。あの場面、なぜに最終ラインに本職でない長谷部がいたのかはよく分からなかったけど、”闘莉王がいなかったから負けたと言われたくない”という言葉に疑問符がつくような失点。あのときは久々に言葉が無かった。
案の定、と私が感じたのはもうひとつあって、それは前半にレッズが北ゴール裏に向かって攻める時、つまり試合開始時に陣地を交換したときにあまりいい思い出がないこと。前も、相手がどこか忘れてしまったけど負けたかドローか、少なくとも勝ち点3は得ることができなかったはず。後半にクルヴァに向かって攻める方が浦和にとってはいいんじゃないだろうか。前に暢久がインタビューで「うちは先制して守るタイプだから前半に我々のサポーターに向かって攻める方がやりやすい」というような内容の発言をしていたことがあったと記憶しているが、その発言に少し違和感を覚えたことがある。
そんなわけで、川崎戦のときはキックオフ前に選手がフィールド内で場所を入れ替わった時と、無得点で前半を終えてしまったハーフタイムにイヤな予感がしてしまった。的中する必要の無い”負の予感”だった。