drecom_nagareboshi_t

Alian is talking about the universe.

2006年05月

31 5月

国際親善試合 ドイツ戦

takahara.jpg

国際親善試合 ドイツ・レヴァ-クーゼン
ドイツ代表 2-2 日本代表


朝から鳥肌が立つほど素晴らしい試合を見てしまった。

開催国ドイツとの親善試合。ワールドカップを目前に控えた国独特の雰囲気が画面から伝わってくるようだった。
伝わってくる重圧感。それをはねのける高い使命感と集中力。プレーヤーの気持ちが伝わってくる試合ほど面白い試合はない。

5月13日に埼玉スタジアムで観戦した日本代表とまるで違う。そりゃもちろん違うに決まっている。W杯メンバーが決定する前と後では選手のプレーする目的が違う。欧州組が揃うとやはり違う。かつてロブソン・ポンテが所属したレヴァ-クーゼンに集まったドイツサポーターが作り出す、日本にとって完全にアウェイの雰囲気。これがワールドカップ3回の優勝を誇るドイツで開催されるワールドカップの前哨戦だと感じさせる。

現時点でのドイツ代表の出来がどの程度なのかは正直不明だ。守備が弱点だと言われ続けているし、ドイツにしては当たりも弱かったように思う。こんなものじゃないはずだ。だが強豪国を相手に何度もチャンスを作ることができたのは、W杯を控えたこの時期に得ておきたい”手応え”を得ることができたのではないだろう。得点は2点のみに留まったが、合宿で取り込んでいた2タッチでのパス回しをベースにした速い展開力が十分通用していた。中田英寿と中村俊輔の二人にこれほど連動性を感じたのも初めてな気がするし、ボランチとしての福西の安定感も素晴らしかった。高原はHSVでなかなか出場機会を得ることができなかった鬱憤を晴らしたのではないか。

浦和サポーターとしては小野伸二の出場が無かったのは残念だったが、チームとしての集大成を見せなければならない本大会はすぐそこまで迫っている。その直前に、サポーターと何より選手達自身をワールドカップモードに切り替えるだけのインパクトはあったのではないか。
課題も見えた試合だっただろうが、得ることのできた収穫の方がはるかに大きい試合だった。
27 5月

犬飼社長の道標

forbes200606.jpg

以前にオフィシャルでも紹介されていたと思ったが、フォーブス日本版6月号に「浦和レッズの成長戦略」という特集が掲載されたと知り、このビジネス誌を初めて購入した。
10ページに渡るその記事は、まずはお馴染み埼玉新聞社の河野正氏による「Jのお荷物から常勝軍団に変わるまで」という記事で始まる。このタイトルだけで多くの方は内容を概ね掌握することができると思うが、その次に犬飼社長のインタビュー記事が載っている。
正直なところ内容的に新鮮さは感じなかった。読み返してみれば、SOCCERZの浦和レッズ特集第2弾の時の犬飼社長の記事と内容的に重なる部分が多かったからだと思う。だが同じ内容だとしても経済界のトップへのインタビューを掲載するような格式あるビジネス情報誌で浦和レッズの躍進と犬飼社長の功績が取り上げられると言うのは、浦和レッズというソースがサッカー界・スポーツ界を超え経済界からも見逃せない存在になったということであり、いよいよビッグクラブとしての道を歩み始めたのかとの印象を受ける。ただの1サポーターながら武者震いのする思いだ(笑)
続きを読む »
25 5月

よーじやカフェのカプチーノ

sanjo.jpg


5月5日の京都ポタで立ち寄ったよーじやカフェ。

ランチの店を探しに三条付近をウロウロしていた時点で、やっぱりここに来たくなってましたよ。もちろん、カプチーノが目的。よーじやは以前から知っていましたが、実はカフェが併設されている店があって、しかもそこのカプチーノが楽しいことになっていることを知ったのは、ういちゃ♪さんのブログを見たときです。しまったと思いましたね、こりゃネタになると(笑)

携帯からの投稿でも使ったこの写真でも分かる通り、あの手鏡に写る女性の顔がくっきりと描かれています。実際なかなかのインパクトですよ。この日は暑かったので、アイスカプチーノをオーダーしましたが、直径10cm弱くらいのカップに浮かぶこのくっきり顔。前述のういちゃ♪さんが「よーじやカフェ百面相」なんて企画をぶち上げる気持ちもよ~く理解できるとゆ~ものです。

んなわけで!!
私も百面相に挑戦!!

したんですが・・・・・・・。

失敗しました(汗)
こんな感じ
  ↓

yo-jiya-mini.jpg





えっ? 見えない? 小さい?


続きを読む »
24 5月

新緑の京都を駆け巡るポタリング 午後の部

kyoto-pota2.jpg

GWの京都ポタリング。長くなりそうなんで2回に分けてみました。で、今回は2回目。午後の部と言っておきながら南禅寺を出発したのはまだ11時前でしたから厳密ではないですけどね。ひたすら走っていた午前に比べれば、午後は店巡りみたいな感じになりました。

続きを読む »
22 5月

GPS携帯で自転車ナビ

kasyolvo.JPG5月19日のブログでVodafone携帯端末について触れ、GPS機能のあるauにも興味があると書いたのですが。いろいろとネットを見ていたら、私が一番求めていた記事を見つけてしまいまして、食い入るように読んでしまいました。

かなり使える、「A5502K」で自転車ナビ

auのA5502Kを自転車で使えるか試した方がいまして、そのレビューです。いやいや、ご親切にどうもありがとうございます(笑)
GPS機能はEZナビウォークってなサービスを使うことになるわけで、その名の通り歩いてどこかへ行く時を想定している機能なんですが、そのため自転車での移動速度についてくることができないようです。でも、それは移動しながらサービスを利用する場合のことで、自転車を走らせながらナビを操作することは不可能、いや可能としてもかなり危険なので、上記記事の中でも解説してある通り信号待ち等で停止したときに使うようにすれば問題ない性能だとか。いいねいいね。
欠点、と言うか自転車ナビとして使う場合の不便な点については、記事をコピペ。



自転車に付けているときは、液晶パネルを閉じてある。それでも使えるのがリボルバースタイルのいいところだが、やはり操作が限られる。例えば端末を閉じたまま地図の拡大と縮小ができない。画面には拡大ボタン縮小ボタンの指示があるのに、そのボタンを押すには開かなければならないのだ。閉じたまま拡大・縮小をするにはメニューから呼び出さなければならない。

 もうひとつはバックライトのオン/オフ。放っておくとオフになるのは電池を長持ちさせるための仕様だが、オフになった画面をワンタッチでオンにするボタンがない。これは前面に用意してほしいところだ。わたしはいつも側面のカメラボタンを押してバックライトをオンにしている。

 このあたりさえ解消してくれれば、自転車ナビとしてもかなり使える。自転車好きの人や、知らない街へふらふら自転車で出かけるのが好きな人にはたまらないアイテムだ。




だそうです(笑)
電子コンパスを内臓しているので、つまり自分が向いた方向に合わせて地図表示も回転してくれるわけです。あとA5502Kは折り畳みタイプではなく、液晶画面が内側にならずにボタン部側に横に回転してコンパクトになるリボルバー型であることも、自転車に取り付けるのに適しているのでしょう。au機種ラインナップの中でリボルバー型はこれだけのようでした。

自転車に取り付ける専用のマウントはないので、自分で工夫して取り付けるしかありませんが、高価なGARMINを購入することに抵抗があった私にとっては非常に魅力的な携帯です。

問題は、私がVodafoneユーザーだってことですな(笑)
21 5月

赤と青の明暗

20060521.jpg

2006ヤマザキナビスコカップ
予選Aグループ第6戦 浦和レッズ 4-2 横浜Fマリノス


つい一週間前にも足を運んだこの地は、5月とは思えないほど寒く冷えきった悪天候の中で代表戦が開催されていたのだが、この日は5月とは思えないほどの暑さ。先週とのあまりの気温差に戸惑いつつも、いつものホームの雰囲気に居心地の良さを感じながらスタジアムに向かう。

快晴に恵まれたとは言え、浦和レッズのナビスコカップの戦績はここまで4勝1分ですでに決勝トーナメント進出を果たしているわけで、今日の予選最終戦は言わば消化試合だ。だが相手は横浜Fマリノスとなるとただの消化試合と片付けるわけにもいかない。私にとっては大宮よりも鹿島よりも「ここにだけは負けたくない」との感情が芽生えているチームであり、それがたとえ消化試合だとしても変わることはない。横浜の選手とサポーターが浦和をどう意識しているのかは分からないが、少なくともこれ以上負けるわけにはいかないと燃えているはずだ。彼らにもプライドがあるのなら、予選突破とは関係なく闘志を剥き出しにして向かってくるに違いないと思っていた。逆に言えば、それが横浜Fマリノスに対する敬意でもあったのだが。
続きを読む »
20 5月

新緑の京都を駆け巡るポタリング 午前の部

kyoto-pota.jpg

どああ~だいぶ時間が経ってしまいました。GWの京都ポタリングをエントリーしていませんでしたね。これだけは書きますよ、楽しかったんですから。半袖Tシャツで十分なくらいの快晴に恵まれて最高のポタ日和だったんですから。
間が開いてしまったので改めて書いておくと、日はGW後半の5月5日。子供の日。夕方には名古屋に行かなければならなかったので夜の京都を満喫することはできなかったのですがそれでも存分に楽しんできました。何せTシャツでも十分なくらいの快晴でしたから(笑)

それではいきましょうか。特に目新しいところに行ったわけではありませんが、新緑の京都巡りの記録です。私の自己満足なエントリーにお付き合い頂ける奇特な方は「続きを読む」をクリック。
続きを読む »
17 5月

神達彩花ちゃんのご冥福をお祈りいたします

昨晩に電源を切らずに眠りについてしまったせいで、今日は朝からパソコンに触れることになったのですが、そんなときに限って残念な報を触れることになってしまいました。

神達彩花ちゃん。
5月16日13時13分(日本時間5月17日午前2時13分)、ご両親の腕の中で静かに永遠の眠りについたそうです。ついこの間の週末までは順調な回復を見せ、体調を崩してからすることのなかった寝返りをするようになったことを喜んでいた矢先、12日に敗血症を発症して容態が急変、そのまま回復することなく力尽きてしまったようです。幼年期の臓器移植の難しさを改めて感じさせられます。

父親である神達良司さんがドーハまで赴いたほどの日本代表サポーターであり鹿島アントラーズのサポーターであったことから、その仲間が呼び掛けた募金活動はJリーグ各クラブの垣根を超えた大きなものとなり、メディアでも取り上げられることによって広がりを見せました。私もわずかながら埼玉スタジアムにて募金させて頂きました。
言葉が見つかりません。募金総額は2億円を超えたと聞き、手術が成功したと聞き、その後もHPを通じてみるみるうちに表情が豊かになっていく彩花ちゃんの様子を見て何もかも良い方向に進んでいると感じ始めていました。突然の訃報に、ただ言葉を失うしかありません。

ただ、これだけは間違いないと思うことがひとつ。
たったひとつの小さな命を救うために、フットボールを通じて数えきれないほどの顔も知らない人達がこれほどまでにひとつになることができたのは、ご両親の尽力とこれまで二人が築いてきた素晴らしい仲間がいたからこそ。懸命に生きようと頑張った彩花ちゃんとの、短くとも濃密に過ごした16か月の思い出を、どうかいつまでも大切にして欲しいと思います。

彩花ちゃん、どうか安らかに。


あやかちゃんを救う会
16 5月

浦和の誇りをドイツで示せ

20060515.jpg

かなり偉そうなタイトルになってしまいましたが(汗)
我が浦和レッズからは3人がドイツW杯メンバーとして選出されました。小野伸二、坪井慶介、アレックス。もちろん長谷部の落選は残念ですが、彼はまだ若いし代表合宿に参加できただけでも収穫を得たでしょう。これから前を向いて頑張ることができるはず、頑張れ長谷部。
信じていたとはいえ、伸二が無事に選出されたと聞いたときは本当にホッとしました。中田英寿と並ぶ3回目の出場とはいえ、フランスではわずかな出場時間に留まっていたし、日韓大会では直前の虫垂炎によって万全ではありませんでした。きっと、伸二にとっても期するものがある大会。現状では先発メンバーに入るかは微妙ですが、必ず決定的な仕事をやってくれるでしょう。

代表への招集は選手にとって疲労を与えるだけだと考える人も多く、特に欧州的なクラブフットボール文化が成熟しつつある浦和においてはそんな考えが決してマイノリティではないのですが、浦和レッズの選手としてW杯で活躍することはこれから成長しようとしているクラブにとっては無駄ではないと思います。もちろん、選手はそんなことまで気にしてはいないでしょうが、フル代表であろうと五輪であろうと浦和レッズの選手がベストパフォーマンスを見せるその積み重ねも、クラブの財産になるんじゃないでしょうか。

3人がどんな活躍を見せてくれるか、大いに期待したいと思います。
15 5月

24番目の思い

「いかなる責任も逃れるつもりはない。すべての責任はわたしにある。自分の好みや個人的なものはなく、すべては日本のためにと公平に選んだ。選手は国のために一丸となってやってくれると思う」
2006.5.15  日本代表 ジーコ監督


2006年5月15日午後2時。1か月後に迫るドイツワールドカップに出場する日本代表23人が発表された。サプライズはないと思っていたが。いや、サプライズだとすれば誰が選出されることだったのだろう。誰が落選することだったのだろう。誰が落選しようとも、2002年大会時の中村俊輔の落選を超えるものではないと思っていた。ジェフ千葉の巻誠一郎の選出は心から祝福したいし、彼の荒削りながら身体を投げ出すガムシャラなプレーは試合において予想外のサプライズをもたらすかもしれないと期待せずにはいられない。

だが久保竜彦が落選した。この事実はサプライズなのか?
いや、驚くことではない。最近の久保のパフォーマンスは明らかに低く、上昇する気配はなかった。巻や佐藤のプレーが久保とは対照的に新鮮な空気と活力を感じさせた。あり得る話だった。だが久保の落選を寂しく思う自分がいる。ジーコがドラゴン久保竜彦を選ばなかったことをサプライズとしたい自分がいる。8年前のフランスW杯の選考でKAZUが落選した時と同じような感覚。久保はアジア予選を勝ち抜いた功労者なのだから。

ジーコと共にドイツへ向かう23人。前回大会の選考から漏れた中村俊輔や中澤佑二、不完全燃焼に終わった小野伸二やアレックス、直前に持病で離脱した高原、初の舞台に望む大黒や巻。23人それぞれが心に誓う思いは、選考から漏れた選手達とサポーターの思いも受け止めてくれるはずだ。ドイツへ向けて誓う思いが23だけではないとすれば、24番目は誰の思いか。人によって考えは違うだろうが、私は久保の思いを24番目としたい。

日本代表が世界にサプライズを与えることを祈って。
黄金世代がドイツへ向かう。 続きを読む »
プロフィール

drecom_nagareboshi...

タグクラウド
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ