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Alian is talking about the universe.

2005年04月

24 4月

昨シーズンは忘れよう

見なければ良かったと思うくらいに、酷い内容の試合だった。テレビ観戦なのであまり偉そうなことを言う気はないが、だがチームとして勝利への執念も、ゴールへの強い意欲も、感じることができなかった。選手個人は頑張っているがチームとしての連動性がまるで無い。選手と選手の距離が遠く、またボールを持たない選手の動きが少ない。いったいどうしたのか。逆に、セレッソに昨シーズンのレッズの姿を見た。前線からのチェック。どんな局面でも数的優位を作り出すプレスと、それを可能にする選手個々の豊富な活動量。自分達がしなければならないことを、逆に実戦されてしまったイライラがまた気持ちだけ前に行く結果を呼ぶ。うまくいかないときは、サポーターのあの大声援はプレッシャーにしかならないのだろうか。

怪我人が戻ってくれば解決する問題だろうか。
FWの決定力がないと切り捨てるだけで良いのだろうか。

対戦相手は、昨シーズンのJリーグを席巻した浦和を間違いなく研究している。昨年と同じことをしても得点力が上昇するとは限らない。キャンプの時にギドは今年はパスワークで勝負するような発言をしていたが、そんな雰囲気は少しもない。各個人がバラバラに勝負を挑んでいるだけだ。

中盤から、その前からのプレスで相手を圧倒する試合を、今シーズンはまだ見ていない。この日もセットプレーからの得点があったのは新しいパターンとして受け入れたいが、それはあくまで浦和にとってオプションであるべきで、本来の核となるべきスピード溢れるFW陣が輝きを完全に取り戻すまではまだ時間が必要なようだ。
22 4月

浦和の反攻の中心に堀之内がいる

menu_pic-latest.jpgエルゴラッソは本当に有り難い夕刊紙だ。優勝候補がまさかの開幕5試合勝利無しで、それが鬼門の味の素スタジアムでのFC東京戦でようやく勝利を挙げた、ただそれだけで「REDS AGAIN!」ときたもんだ。まったくたった1勝しただけで大騒ぎされても困る。と心の中で言いつつも、久々に購入(笑)そう言えば、初モノだらけの第6節だったわけで。今シーズン初勝利はエメルソンの今シーズン初ゴールで決まり、またこの勝利は浦和レッズの味の素スタジアムでのFC東京相手に初勝利。なんとも気持ちが良いではないか。RHBを見ていても、味の素スタジアムでの選手達のモチベーションの高さとゴール裏のサポーターの一体感は今シーズンで一番だったとの論評がほとんど。その場に立ち会うことができなかったのは残念だが、何より浦和の勝利とエメルソンのゴールとの報を聞くことができて嬉しい。

もちろん、まだまだ浮かれるわけにはいかないが嬉しい誤算が出てきたのは心強い。エルゴラッソでも注目している堀之内は、ここ2試合で完全にラッキーボーイになっている。生で見たガンバ戦でも、ゴールも強く印象に残ってはいるが何より本職の守備でも安定していたと思った。アルパイやネネの退場やらでドタバタしていたのは一体何だったのかと思うほど、堀之内は安定していた。まあ良い反面教師だったのかもしれないが、だが控えにいる間、チームに必要とされていることと自分ができること、要求されることを頭の中で冷静に分析していたに違いない。こんな選手がいれば勢いを必ず引き寄せることができる。「浦和の反攻の中心に堀之内がいる」を締めくくったエルゴラッソの記事は、あながち大袈裟ではないだろう。

そうなるとアルパイやネネが控えか。なんて贅沢なんだろう。もともとDFには定評がある浦和だ。今シーズン勝てなかった試合でもDF陣が崩れたと言うよりとにかく得点がなかっただけなのだ。ただ、失点シーンがあまりにもったいない、と言うかはっきり言えば都築の無謀な飛び出しによるものが多数あったから印象が悪いのかもしれない。だがそれも安定してきた。FW陣もエンジンがかかってくるだろう。
セレッソ戦では連勝はもちろんのこと、3点以上は取って完勝して欲しいものだ。そろそろそんな試合を見せてくれてもいいだろう。

頼むよレッズ。俺はテレビの前で見守るよ。
21 4月

磐田にとっての藤田、浦和にとっての山瀬

先週末ようやく初勝利を挙げた浦和にとっては朗報と受け止めても良いのだろう。磐田の藤田獲得へ。もちろんまだ決定ではないが、RHBを巡回するとかなり具体的に交渉を進めていることは確かのようだ。おかげでみんな踊りまくっている(笑)

藤田を獲得する意味は大きい。タレントは豊富な浦和だがトップ下にフィットする選手が見つからないままで迎えてしまった今シーズン。ここまで勝利を上げることができなかったのはDF陣の自滅やFW陣の不調が原因だろうが、トップ下を本職とする選手の不在は開幕前から言われていたことだった。長谷部もトップ下を担うことができるだろうが、ボランチでの長谷部の方が輝いている現状を見せられてしまうと、やはり補強をと考えるのが妥当なんだろう。

だが、藤田獲得へのニュースを見たときに真っ先に思い出してしまったのが山瀬の移籍示唆のニュースが出た昨年末だ。あのときに味わった寂しさを、きっと磐田のサポーターが今感じている。まして、アジアチャンピオンズリーグの敗退が決まった直後なだけに、追い討ちをかける形となっていることだろう。だがよくよく考えていくうちに、山瀬が浦和を出ていったのと、藤田が磐田を出るかもしれない現在の状況は、性格が異なると感じるようになった。

何より違うのは、サポーターにとっての存在感、とでも言おうか。浦和にとっての山瀬は、これからキングとして君臨するはずだった「期待」だった。磐田にとっての藤田は、すでにサポーターの期待に幾度となく応えてきた「象徴」なのだ。浦和であれば、山瀬に例えるよりもMr.REDS福田正博に近い存在のはずだ。磐田にとっては中山ももちろんそうだろうし、名波もそうかもしれない。10年近く不動のメンバーで闘ってきた磐田の選手達は、もはやサポーターにとってはファミリーとも言える存在であろうことは容易に想像がつく。もちろん浦和も、選手とサポーターがファミリー的な要素のある関係を築いているが、良い言葉が見つからないが浦和とは異質の「家族」を磐田には感じる。そんな中で、藤田が同じリーグの浦和に移籍するかもしれないわけだ。


このエントリーで私が何を言いたいのかというと、藤田には磐田のサポーターに礼儀を尽くしてから浦和に来て欲しいということだ。もし移籍が現実のものとなったときに磐田サポーターが納得するかは分からない。だが、それでもサポーターと面と向かってしっかりと別れを告げることだ。サポーターは本人の生の言葉が聞きたいはずだから。


浦和が藤田獲得へ、2年契約で5月にも
~日刊スポーツより~
19 4月

ビッグクラブのジャパンツアーをまとめてみる

電子チケットぴあから浦和レッズ vs ハンブルガーSVのプレリザーブのお知らせが届いた。バルセロナ戦についてはオフィシャルから発表があったこともあって確信をもっていたのだが、ハンブルガー戦についてはあまり情報を得ていなかったこともあり半信半疑だったので驚いた。あらま、本当にやるんだね。そういえば数日前のエントリーにも書いたが、今年もまた欧州のビッグクラブが日本にやってくる。浦和に限らず横浜や鹿島、FC東京などが対戦を予定しているようだ。昨年はレアルマドリーvsジェフ市原、それとバルセロナvs鹿島アントラーズ戦を生で観戦したわけだが、今年も可能な限り観戦するつもりだ。浦和のことを考えれば本気モードの対戦を期待したいところだが、見るだけで価値があるスター選手が勢揃いしているクラブがせっかく来日するのだから、やはり見ておかない手はないだろう。ここはひとつミーハー気分で楽しみたい。

とりあえずは、これで全部ではないかもしれないが現時点で私が認識している範囲で各チームの対戦予定をまとめてみた。
この他にも対戦が確定的なものがもしあればご一報頂けると嬉しい。

6_1.jpg


エンブレム使ってみた割には見づらいな(汗)まあ、そのへんはご愛嬌と言うことで。はい。
ハンブルガーがビッグクラブかどうかは微妙だがとりあえず載せておいた。ビッグクラブの中でまず来日するのはユヴェントスで、横浜と味の素で2試合闘う。入れ替わりでバルサが来日して浦和とも対戦。少し間を置いて、昨年リーガ2強が来日した時期にマンUがアジアツアーの一環として来日、同じ時期にボカも来る。ん?ってことは昨年オールドトラフォードで開催されたVodafone Cupの顔触れがまた日本に集結したわけか。意味があるような、ないような。いっそのこと、マンU vs ボカも国立あたりでやってくれないだろうか。よく見るとここに挙げている試合の中で休日開催は2試合しかないな。
しかし、各クラブの本気モード度数はやっぱりあまり期待できないか。マンUオフィシャルのアジアツアーのサイトを覗いてみたが、マンUは23日に香港代表、26日に韓国でも1試合をこなしてからの来日で浦和との対戦は最後だ。浦和と対戦する頃にはクタクタなんじゃないか?せめてベストメンバーで来日して欲しいもんだ。スコールズ、ギグス、ファンニステルローイを生で見たい。

ところで、今年はレアルは来ないのか?バイエルンも来日するかもなんて記事もあったし、まだまだ変動ありそうな予感。欧州クラブ来日情報と、あとはチケット販売情報をチェックすることにしよう。

2005年 横浜Fマリノス プレシーズンマッチ

ユベントスF.C. ジャパンツアー 2005『FC東京vsユベントスF.C.』開催のお知らせ
「FC東京vsボカ・ジュニアーズ」開催のお知らせ
18 4月

近喜屋(ちかきや)~川越~

05-04-18_20-17.jpg唐突だが、今まで川越でラーメン屋を探したことがない。美味しい店を知らないこともあるのだろうが、職場が川越に移転する前は、何と言ってもラーメン激戦区の池袋にいたわけで、ラーメンを食べたくなると池袋を彷徨っていたこともある。会社のすぐ脇に、晴れた日に出て来る屋台で食してみたのだが、さして特徴のない普通のラーメンで、しかもチャーシューメンを注文したらチャーシューは今買い出し中だからないと夜中の9時に言われてしまっては、これ以上期待するのも酷というものだ。まあ茹で卵はサービスしてくれる人情味溢れる店でした、ってことでまとめてみる。で、それでも城下町川越にだって1軒くらい評判のラーメン屋があるんじゃないかと、ふとネットで検索してみた。案外ないもんだ、いやあるんだが街道沿いだったりして、会社帰りに行けそうなところがない。・・・いや、あった。これは会社から近いぞ。帰りに寄ってみるか、てな感じで本日やっと足を運んでみたのが、近喜屋(ちかきや)だ。
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16 4月

S. Siro, I'incivilta e la vergogna ~イタリアの辛い二夜~

gazzetta.jpgイタリア語など判読できるわけがない私が
Gazzetta dello Sportのサイトなんか見ても意味が無いかとも思ったが、ふと検索して訪れてみた。読めないが、どうも「歴史に残る醜態」といった意味のタイトルのようだ。なんとか見て分かるのはクラブ名くらいなものか。セリエBの勝敗表らしきものの一番上にあのジェノアの名前を見つけた。このまま順当に行けば久々のセリエA復帰だろうか。

04ー05欧州チャンピオンズリーグは準々決勝2nd Leg.を終了し、4強が出揃った。いよいよ近付いてきたクライマックスに進出する権利をまだ有しているのは、プレミアの2チームと、ヒディング監督率いるPSVアイントホーフェン、そしてセリエAのACミラン。番狂わせだらけだった昨シーズンに比べると、今シーズンは順当にビッグクラブが勝ち残り、基本的に欧州サッカーについてはミーハーな目で見ている私としてはまた何とも楽しみな展開になってきたことが嬉しい限り。ミランとチェルシーの決勝が順当な予想だろうがここまで来ると何が起こるか分からない。贔屓のマンチェスターUが敗退した時点で一度は興味が薄れたが、なかなかどうして盛り上がってきた。
イタリアのビッグ3が揃って準々決勝に進出していたのはさすがだった。一時期リーガに覇権を奪われていた感のある欧州サッカー界でまた復権しつつあるように感じる。だが、ユヴェントスとインテルは、共に因縁の対戦となった準々決勝で、歴史に残る醜態を晒してしまった。選手に責任はなく、サポーターによるものであるのが、また辛いところだ。 続きを読む »
15 4月

FCバルセロナ戦が実現

いろいろとドタバタとしておりましたが、オフィシャルで発表になったのであればようやく決定したと解釈して良いですね。さいたまシティカップでFCバルセロナとの対戦が発表になりました。

正直、今はビッグクラブとの対戦を楽しみにしている余裕はあまりありませんが、6月にはきっと浦和のコンディションも上向いていると願ってこの対戦を楽しみに待つことにします。案内のPDFファイルをダウンロードしたのですが、私のMacではフォントが表示できずに内容は分からず。しかし浦議等のやり取りを見ていると、どうもチケットはリーグ戦よりも少し高めの設定のようですね。私は昨年のインテル戦には参戦できなかったので、昨年並みと言われてもピンと来ませんでしたが、う~んやはり高いな。でもこれは見逃せない。チケット販売については分からないな。まあ、RHBをプラプラしていればそのうち誰かが書いてくれる、かな?(笑)
今年も欧州のオフとなる6月から7月にかけて、続々とビッグクラブが来日するようです。今日は浦和のバルセロナ戦と共に、ユベントスが来日して横浜Fマリノス、FC東京と対戦することも正式に発表されましたし、確かマンチェスターUが鹿島と対戦するなんて記事も見た気がします。

で、そんな中。結局のところ浦和はどうなっているんだ?
高原のいるハンブルガーSVとか、中田のいるフィオレンティーナとか。また昨年のVodafone CupのリベンジとばかりにマンチェスターUとの対戦があるとか、ないとか。いろいろとニュースは耳にしているのですが、結局はどれが本命でどれがオファーのみ程度の話なのかとか、忙しいこともあって私の中であまり整理ができていません。バルセロナ戦は、なんとなくチキのコネクションで実現するのかなと予想はしていたのですが、他は果たしてどうなのか。

いくらビッグクラブだとはいえ、オフシーズンに来日するチームがどの程度のモチベーションで試合に望んでくれるのかには正直疑問があります。昨年浦和レッズが参加したオールドトラフォードでのVodafone Cupほどの真剣勝負は期待できない気もします。どうせこれだけのクラブが来日してくれるのですから、せめてさいたまシティカップも代表のキリンカップのような3チームでのリーグ戦形式にしてくれれば興行的にも成功するのではないかと思うのですが。浦和は2チームと対戦できる上にビッグクラブ同士の対戦を日本で生観戦することができる。個人的にはなかなか名案だと思っているのですが、そのへんどうでしょう?(→さいたま市長様)

昨年は、浦和―インテルを逃した替わりに、市原―レアルと鹿島―バルセロナを観戦しました。誘われ半分でしたが、でもやはり見たかった。昨年もロナウジーニョはキレキレのプレーを見せてくれました。今年も彼は来日するとのことなので、非常に楽しみです。
14 4月

桜満開その2 ~光が丘公園~

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風が強かった10日、散る間際の桜を見に光が丘公園へ向かいました。
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12 4月

ヘイゼルの悲劇 いまだ癒えぬフットボールのダークサイド

liver3.jpg2005年4月5日、04ー05欧州チャンピオンズリーグ準々決勝。リヴァプールとユヴェントスが20年振りに対戦した。すでに多くのメディアでも取り上げられている、あの「ヘイゼルの悲劇」以来のカードの実現。

20年前、ちょうど私がサッカーというスポーツに触れるようになった時期だ。ヴェルダー・ブレーメンの一員として来日した奥寺康彦を観に国立競技場に駆け付けて、そのプレーに歓声を上げていた時期だ。その頃にニュースで見た記憶がある。まるで戦場のような、荒れたスタジアム。39名の死者を出し、それまで欧州を席巻していたイングランドサッカー界が暗黒の時代に迎えることとなったあの日から経過した20年という月日。

第1戦の舞台となったリヴァプールの本拠地アン・フィールドは、友好ムードを演出しようとする主催者とリヴァプールとユヴェントス両クラブの計らいでセレモニーが行われていた。ローマ法王への黙とうも捧げられ、世界一と言われるリヴァプールサポーターは自分達のサポーターソング「You'll never walk alone」を大合唱し、amicizia(友好)というイタリア語を人文字で表現した。そのスタジアムの一体感はおそらく素晴らしいものだっただろう。テレビで観戦しただけの私にもその感動が伝わってくるほどだ。20年前の過ちに謝意を表すために、新しい時代を迎えるために、リヴァプールサポーターは最高のメッセージを世界に発信してくれたように感じた。

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だが、それはやはり部外者の身勝手な解釈でしかないのかもしれない。第2戦の舞台となるイタリア・トリノでは不穏な空気が漂っているとの記事を見てしまった。20年という歳月は長いのか、まだ短いのか。もちろん、遠いイタリアの話だ。この記事だけを鵜呑みにすることはないかもしれない。ただアン・フィールドに駆け付けたユヴェントスサポーターの数名は、友好の意に拒否を示すようにフィールドに背を向けていた。仕打ちを受けた側の傷は、加害者の予想以上に深いものかもしれない。最近の中国や韓国での反日運動が頭の中を交錯する。
20年前の悲劇の仕返しを叫ぶユヴェントスファン=トリノは厳戒体勢(時事通信社)

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ヘイゼルの悲劇は、まだ過去のものとして仕舞いこもうとしてはいけないのかもしれない。
同じ過ちを繰り返さないためにも。

以下に、ヘイゼルの悲劇の概要を開設したサイトを見つけたので転載する。
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11 4月

桜吹雪ポタリング

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光が丘公園の桜並木を見にいこうとエロチャリで出動したまでは良かったんですが・・・。
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